室谷総合法律事務所 Lawメールニュースレター(第6号)

配信日時:2019/02/21 13:18
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★★室谷総合法律事務所 Lawメールニュースレター(第6号)★★
★★2019.2.21 ★★ http://murotani-law.jp/  

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室谷総合法律事務所Lawメールニュースレター運営事務局です。
余寒の候、ますますご清祥の段、お慶び申し上げます。
この頃はひと雨ごとに温かさが増し、咲き始めた梅の花も心なしか嬉しそうに見えま
す。皆様お変わりありませんでしょうか。
Lawメールニュースレターも読んで下さった皆様がほっとできるような法律関連情報
や弁護士の日常、考えていることなどをお届けできればと考えています。
第6号も是非、ご拝読ください!
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◆ 1.室谷総合法律事務所とは・・・
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「全面的に信頼できる法律事務所であること」
「専門的かつ総合的な法律事務所であること」
「社会正義を重んじる法律事務所であること」
をモットーにしている法律事務所です。現在、弁護士2名、事務局2名態勢です。
取扱業務は企業法務(大企業から中小企業まで企業の規模も幅広く、業務内容も幅広
く扱っております)、一般民事(交通事故、相続破産、家事事件等)、刑事、プロボ
ノ案件と幅広く取り扱っており、上記モットーを実践することを心がけております。
場所は大阪・関西・東京だけに限らず、全国対応しております。

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◆ 2.お知らせ
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◎2019年1月19日から日本テレビ系列(毎週土曜の夜10:00~放送)で放
送されていますドラマ「イノセンス~冤罪弁護士~」(主演・坂口健太郎さん、川
口春奈さん)の法律監修を代表弁護士室谷光一郎が務めさせていただいております。
リンク https://www.ntv.co.jp/innocence/
リンク http://murotani-law.jp/

◎2019年2月12日・22日に、顧問先企業様(メディア関係)社員研修にて
「ハラスメントを起こさないために」と題する講演を代表弁護士室谷光一郎が務め
させていただきます。

◎2019年2月に発行されました、大阪大学広報誌『NewsLettre春号
(No.80)号』の「卒業生登場」頁に代表弁護士室谷光一郎が掲載されました。
内容につきましては、下記よりご覧ください。
リンク:http://www.osaka-u.ac.jp/ja/news/topics/2019/02/20190207

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◆ 3.法律・裁判例情報
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【会社法制(企業統治等関係)の見直しについて】

今年1月16日、会社法制(企業統治等関係)の見直しに関する要綱案が決定されま
した。この要綱案の内容が将来そのまま法律となるとは限りませんが、今回は、要綱
案が目指すコーポレートガバナンスの主たる内容を紹介したいと存じます。
まず、今回は、株主総会に関する規律が見直されており、株主総会における株主提
案数を制限し、名誉侵害等を目的とする提案を認めない内容となっています。
これは、議案の内容によっては、事業運営に意味がないばかりか、むしろ株主との有
益な対話の妨げになるため、株主提案の乱発・濫用を防ぐことを目的としています。
また、インターネットを使用した株主総会資料の電子的提供についても盛り込まれ、
コストや時間の節減を図ろうとしています。
次に、取締役等に関する規律も見直され、上場企業や非上場の大会社に対しては、
社外取締役の設置が義務付けられる内容となっています。今回の要綱案の内容が法律
案をなった場合、上場企業や非上場の大会社が社外取締役を一人も置かないことは違
法状態となります。また、要綱案では、役員報酬の透明性を高めるため、取締役会に
よる報酬決定の方針決定を義務付け、その内容を開示する制度とすることを目指して
います。
これまでも、コーポレートガバナンスコードによる社外役員の設置の促進が図られ
実際、上場企業のほとんどは社外取締役が置かれている状況です。もっとも、東芝事
件や日産事件の発生でもわかる通り、社外取締役が企業統治に真に役立つためには、
取締役会に出席して賛成するだけではなく、社外の視点をもった発言力・実行力が必
要となります。そのためには、真に実効性のある社外役員の登用を含めた機関設計を
今後も模索することが重要であると存じます。
弊所では、今後の法改正にも対応したサービスを提供するだけではなく、社外役員
としても皆様の事業活動にお力添えできるように注力してまいります。

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◆ 4.独り言
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 先日、ある読書会の課題図書で『AIが変えるお金の未来』(坂井隆之・宮川裕章
毎日新聞フィンテック取材班共著、文春新書)を読む機会がありました。
 同書は、金融・保険・仮想通貨・キャッシュレスなどの様々な分野で、AIがどの
ような影響を与えているのかを取材した内容をまとめたものです。その中に、金融分
野においては、小口投資はAIを用いたロボアドの活用で門戸を広げることができた
が、大口投資では未だ顔の見える営業社員の存在が必要という話がありました。これ
は、「この人がそういうなら」という信頼関係が大口投資の場合、未だ重要視されて
いるということです。
 弁護士という仕事も、依頼者に様々な問題解決策を示してアドバイスをした上で、
最終的に依頼者の決定した内容で解決を図っていくものです。そのとき、依頼者にと
って重要な問題になればなるほど、信頼関係がなければ任せていただけなくなります。
むしろ、この弁護士としての人との信頼関係の構築はAIに明け渡せない部分であり
今後のAIとの共存を図りたいと考えるこの頃です(鮫島千遥)。

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◆ 5.最後に
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 さて、室谷総合法律事務所Lawメールニュースレター第6号はいかがでしたでしょ
うか。
 AI活用が促され、ますます便利な世の中になりつつありますが、やはり人と人と
のつながりが大切だと改めて感じます。弊所Lawメールニュースレターも普段なかな
かお目にかかれない皆様とも少しでもつながれたらとの思いで始めました。
 今後も、少なくとも毎月1回、皆様に有益な情報を配信できるように頑張ります!
郵送版ニュースレターについても年1回、引き続き、行う予定ですので、郵送版ニュ
ースレターもよろしくお願い致します。なお、郵送版ニュースレターは弊所のホーム
ページにてご覧いただくことも可能です。
ご興味がおありでしたら是非ご拝読ください。
リンク http://murotani-law.jp/news/

★法律相談等につきましては、下記アドレスか電話にご連絡ください。
murotanisougou@murotani-law.jp
TEL.06-6535-7340

■本メールニュースレターは、名刺交換等させて頂きました方にお送りさせて頂いて
おります。今後メールの受信をご希望されない方は、大変お手数ですが以下のURL
より配信解除ください。
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■本メールニュースレターのバックナンバーは、下記URLよりご覧ください。
https://a16.hm-f.jp/index.php?action=BN&gid=7&aid=350

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室谷総合法律事務所
代表弁護士 室谷 光一郎 弁護士 鮫島 千遥

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